地元在住の市議会議員との懇談会

地元在住市議会議員との懇談会を開催

1月25日(木曜日)久美浜町区長連絡協議会と久美浜町活性化連絡協議会合同で、久美浜町在住の市議会議員と懇談会を行い、地域や地区が抱えている課題について意見交換を行いました。

大きなテーマは「住みやすく・住み続けられる地域であるために」

〇久美浜一区からは、「ゆたかできれいな久美浜湾に」について提言を行いました。
 ・令和2年に久美浜湾の水が黒く汚れた。
 ・京都府が、定期的に(1ヶ月に1度くらい)水質調査をしている。CODが基準値を超えているが改善傾向が見られない。
 ・水質改善を考え、「湾一斉クリーン作戦」を実施し、湾、河川、水路などを対象にプラごみの回収を実施した。
 ・地域全体で課題を共有し、方向性を決めていく組織が必要である.

〇久美浜二区からは、「農業資材の高騰に連動して米価も上がる仕組み」について提言を行いました。
 ・農業資材が高騰しているが米価は低価格のままである。
 ・資材価格高騰対策事業のようなシステムあるが、対象者や手続きが非常に煩雑である。
 ・国の政策であるとも思うが、府、市が連動して、対策を考えていただきたい。
 ・公共事業の要望を提出するが、進捗状況が伝わってこない。担当者から年に数回伝えていただきたい。
 ・婦人センターからかに一番間の道路拡幅について令和4年度末に着工、令和7年度に完成と聞いていたが未着工である。子供たちの通学路となっている。安全面から山陰近畿自動車道と切り離して早期着工を。

〇川上地区からは、「住民アンケートから見えてきた課題」について提言を行いました。
 ・旧川上小学校が住民が自由に使えない政策となっている。貴重な市の財産を放置することなく有効に利活用できるようにしていただきたい。
 ・農業資材の高騰と米価の低さに農家の士気が下がっている。農業が衰退すると草刈り等ができなくなり、景観が悪くなる。国・府と連携して農業を支えていかないと農業がダメになる。
 ・高齢者はいろんな技と知恵を持っている。有効に出し合う場が必要である。

〇海部地区からは「鳥獣害削減対策による農林業の効率化、活性化」について提言を行いました。
 ・猟友会による捕獲対策、防護柵の新設や更新と修理の費用を支援していただきたい。
 ・農業の効率化、活性化のために有効な対策をしていただきたい。

〇佐濃地区からは、「久美浜病院」について提言を行いました。
 ・病院の基本構想が今年度中に策定されると聞いている。住民・病院等の意見を聞いてよいものを作っていただきたい。
 ・久美浜病院は地域医療だけでなく、定住人口増、地域雇用の安定という点からも大切な病院である。

〇田村地区からは「若者が魅力を感じる農業」について提言を行いました。
 ・田村地区は果樹生産が盛んな地区である。専業農家が多く、農業で生計を立てている方がある。
 ・過疎化が進行し耕作放棄が増えている。
 ・果樹農家をやっていてある程度の収入はあるが、後継者がいない。後継者不足は大きな問題です。

〇神野地区からは「通学路の拡幅」について提言を行いました。
 ・府道久美浜湊宮浦明線の長柄区と浦明区について、学童の通学路となっており、非常に危険なので早期拡幅をお願いする。
 ・老化防止のためにも歩くことは大事である。兜山、駅周辺に遊歩道を整備し、元気づくりをしなければならない。
 ・久美浜湾で地熱発電と水力発電を組み合わせた発電所の設置を。京丹後市の住民分は賄える。

〇湊地区からは「駐車場、休憩地の設置」について提言を行いました。
 ・府道久美浜湊宮浦明線の拡幅にあわせて駐車場と休憩所を設置していただきたい。
風光明媚な久美浜湾を有効に利用して観光客を誘致して地域の活性化を図る。
 ・元日の能登半島地震で兵庫県北部は警報が発されたが、京都北部は注意報だった。住民の中には車や徒歩で避難されて人があった。防災無線を駆使して指示をお願いしたい。
 ・いろんな場所に海抜を明示するべきである。

以上の提言に対して、各議員からは丁寧な回答をいただきました。

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